2009/08/09

8月に読んだ本の記録(自分用メモとして)

図書館で借りて読んだ本で、あとからまたさがしたいときが出そうな本のメモのために、この記事を作りました。
そのつど追記していきます。
個人用メモなので、感想などは書きません。

book8月1日 長倉洋海 『子どもたちのアフガニスタン』(岩波ブックレットNo.559)

book8月1日 斉藤洋 『ベンガル虎の少年は・・・』(あかね書房)

book8月3日 中川なをみ『龍の腹』(くもん出版)

book8月4日~8日 「おはなしのピースウォーク」シリーズ (日本児童文学者協会編・新日本出版社)diamondおもしろかったと思った作品。

 1.『まぼろしの犬』 収録作品・岡田依世子『辛子入り汁かけ飯』中原光『しゃもじい』島村木綿子『まぼろしの犬』最上一平『おばけイチゴを食べた日から』(お父さんが自衛官でイラクへ派遣・イラクの話は出てこず・・・実際に自衛官の声をきいたか?)木村研『サンタクロースをやめた日』川北亮司『真夏のバトルフィールド』おわりの発言・西山利佳

 2.『扉を開けて』 収録作品 白川タクト『死んでもいわない』(アフガニスタンの少女・・・実際に現地の声をきいたか?)守田美智子『扉を開けて』高橋うらら『マルコのサッカーボール』(コソボのアルバニア系とセルビア系少年・・・実際に現地の声をきいたか?)那須正幹『新しい憲法のはなし』diamond後藤竜二『原野の火』きどのりこ『なぐさめの星』おわりの発言・奥山恵

 3.『空はつながっている』 収録作品 大浦絵里『枯れ木林の子どもたち』(ベトナム・・・実際に現地の声をきいたか?)濱野京子『空はつながっている』(おじさんがフォト・ジャーナリストでイラクに行っている・・・実際にフォトジャーナリストの声をきいたか?) 一色悦子 『麦ほめに帰ります』 diamond吉橋通夫『五つの川柳物語』(川柳作家・鶴彬 diamondあまんきみこ 『黒い馬車』 diamondあさのあつこ『ぼくらの足音』 みおちづる 『未来の少年』 おわりの発言・長谷川潮

book8月8日 有川浩 『レインツリーの国』(新潮文庫)おもしろかったー、さすが。

book8月9日~17日 「おはなしのピースウォークシリーズ」

 4.『傘の舞った日』 収録作品 はたちよしこ『風に』 水谷すま子 『傘の舞った日』 島田和子『砂漠の町のタチアナ』(アフリカ) 佐藤佳代 『幕の向こうに』 皿海達哉 『一寸の虫にも』 村山早紀 『トロイメライ』 加藤多一 『やせ馬ポンコの朝』 おわりの発言・藤田のぼる (憲法九条について) 「これまでの歴史で戦争に負けた国は数知れずありますが、そうした国の人たちが考えたことは、むしろ「負けたうらみは必ずはらす」「今度こそ負けない」という復習の誓いであったことがほとんどでした。その点では、日本は歴史上ほとんど初めて、戦争に負けた国なのに報復でなく非戦を誓った国といっていいと思います」

 5.『地球の心はなに思う』収録作品 高木あきこ 『戦争が過ぎたあとに』 小川英子 『続アンネの日記』
今関信子『地球の心はなに思う』(イギリスに駐在する日本人) とうやあや 『ぼん平のいなくなった夏』 佐々木赫子 『イチイの木のふしぎ』 李慶子 『ウトロはふるさと』 長崎夏海『次の言葉』 おわりの発言・相川美恵子

 6.『こすもすベーカリー物語』 収録作品 小暮正夫 『星』 岡田なおこ『こすもすベーカリー物語』 松浦信子 『ハーモニカ』 詩雨ゆず 『ひぃおばぁとジュゴン』 diamond坂本のこ『ビスケットと少年』 砂田弘『ひいじいちゃんの戦争』 中澤晶子 『森口朝子の手紙』 おわりの発言・森達也

book8月17日 ルーマー・ゴッデン『クリスマスの女の子』(福武書店) おもしろかった!

book8月17日 パトリシア・マクラクラン 『明日のまほうつかい』(福武書店) 泣ける!

book8月17日 エリザベス・ウィンスロップ 『あらしのくれたおくりもの』(福武書店)これもおもしろい!

book8月21日~22日
          ヴァルトヘルン・ベーンケ 『空とぶブタ ゴットフリート』(福武書店)

          イリーナ・トクマコーワ 『いってらっしゃい、イーブシキン』(福武書店)

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2009/07/28

みんぱくで見たガネーシャと『インドへの道』

先日国立民族学博物館へ行ったとき、興奮したのが、インドのコーナーに、たーーーくさんのガネーシャ像があったことhappy02

この石版は実は横長で、さまざまなガネーシャのレリーフがあったんです。
セクシーな女神さまたちの肩を抱くというのもありましたが、これは、ガネーシャの乗り物である「ネズミ」がよく見えていたから。

素朴なものから

凝ったものまで(近くに、乗り物であるネズミもいます)。

ガネーシャマニアのみなさま(?)は、ぜひみんぱくへ!
まだまだありましたよ!

というところで、何回か挫折しかかりながら、これは読んでおかないとだめでしょう・・・
というE.M.フォースターの『インドへの道』をやっと読み終わりました。
映画は、アメリカで字幕なしで見た、つまり半分くらい意味わからなかった(苦笑)ので、またBSでやってくれないかなー。

主人公は、インド人だけど、イスラム教徒のほうなんですね、ヒンズーでなく。
これって、『スラムドッグ・ミリオネア』といっしょですねー。
なぜに?!

というところで、続きは、マニアックすぎるのとネタバレありなので自分用のメモとして書いておきます。
まぁ~・・・
ご興味のある方は、どうぞ!

それにしても、これが本当に、背景にあったことなのでしょうか?
バーネットの『小公女』や『秘密の花園』に出てくるインド帰りの紳士や少女たちの?


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2009/07/15

アジア系アメリカ人の移民の物語と私の住んでいた村

今ちょっと気になることがあって、アジア系の家族のアメリカ移民の本を読んでいます。エィミ・タンの『ジョイ・ラック・クラブ』は中国系。これは一般文学ですが、シンシア・カドハタの『草花とよばれた少女』や『きらきら』は日系移民のヤングアダルト児童文学です。
そして昨日読んだのが、韓国系移民のヤングアダルト児童文学アン・ナの『天国までもう一歩』でした。
韓国系移民の物語があるとは知りませんでした!
出版元の白水社サイトに「ちょっと立ち読み」ページがありました。

私はニューヨーク郊外ロング・アイランドのナッソー郡に三年住んでいたのですが、日本食料品の買出しは、週1回、オットの車(アメリカ車・・・アメリカ人社員は日本車に乗っているけれど、日本人社員はせっかくだからとアメリカ車に乗っていて、アメリカ人社員にどうしてそんな燃費の悪いのに乗るんだ、と言われていたらしいです・・・)で、ナッソーよりマンハッタンに近い、クイーンズ区のフラッシングにある「大道」というお店に行っていました。

さがしたら、なんとその「大道」を撮影した(私が)写真があったーー!coldsweats02

というのも、この大道、今検索したら、どうやらフラッシング店はなくなって、マンハッタン北部のもう一つの日本人の多い地区ホワイトプレーンズのお店だけになっているようなんです

こちらにサイトがありました。

ふーむ・・・当時からクイーンズ区フラッシングは韓国人街になっていたので、日本人は奥のナッソーに移ったと言われていて、実は大道も、当時は、韓国人経営だったと聞いています。

ただ、かつては日本人居住区だったということで、日本人子弟のための日本語補習校はこのフラッシングにありました・・・というか、調べたら、今もそこにあるようです。
補習校というのは、アメリカでは現地校にいく駐在員子弟が多いのですが、日本語力や日本への帰国のためなどで日本式授業を現地校の休日である土曜日に行っている学校です。
外務省の管轄のもと、文科省、海外子女教育振興財団との協力体制で運営されています。

、今はそのフラッシングも、インド人街になっていて、韓国人が奥のナッソーに移った
日本人はニュージャージーに会社も居住区も移ったらしい・・・と。

同じアジア系といっても、コミュニティは画されてしまうようなんですね。

といっても、私が出産のために受け持ってもらっていた産科医は、このフラッシングの中国系の医師の方だったし、フラッシングの病院で無事出産後、実家の親などには来てもらえなかったので(心臓が悪いので飛行機に乗れないんです)、お願いしたベビーシッターは、韓国系のおばさんでした

ナッソーの村も私たいたころも、既に移民の街化していて、おとなりは家主のイタリア系移民、反対どなりは韓国人一家、お向かいはスウェーデン人一家、町の無料の英会話スクールのクラスメートはインド人、ブラジル人、バスク人、アルメニア人、メキシコ人などなどでした。
全員移民で、駐在員は日本人だけでした。

以下、いちいち携帯に送ってモブログで送り返すのがめんどうなのでcoldsweats01添付にしますが、すみませんがクリックして拡大してくださいね。

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そうは言っても、村の建物は、このようなアメリカふうの一軒家が多かったです。
このおうちは、特にきれいなおうちでした。
マンハッタンまではロング・アイランド鉄道が通っていて、一応駅前はメインストリート(といっても、しょぼい)なんですが、そこの店では、生粋の白人らしき人々がたまに小声で、
「移民ばかりがふえて・・・」とささやいている人もいました。
(私がわかるまいと思ってか)

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村にも小さなアジア食材店がありました。
このスーパーマーケット地区です。
そこは中国系の姉妹の経営でした。
おとなりにはテイクアウトできる小さいチャイニーズレストランもありました。
ここが美味しくて!
臨月のとき、なんかしんどい夕方、ここでテイクアウトした美味しいチャイニーズを食べたんですが、翌日娘生まれました。

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ロングアイランド、というだけあって島なんで、ちょっと歩くとすぐ海です。
ヨットハーバーなどがありました。
とにかく空気がよくて!
海の香りと、村を包む樹木の香りで。

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池にはカモが。
カナディアングースの群れが来ていました。
春になるといっぱいのひな!
ガチョウのおばさんも乳母のようにめんどうみていました。
(実際、ガチョウにはそういう特性があるらしいです)

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村では年に1回、海沿いの道で、手作りのマーケットフェアが開催されます。
子供がまだいなかったころ、お友だちを作るために、日本人の駐在奥様の教える籐細工のクラスに行っていて、そのクラスで店を出しました。
おとなりのお店がハンサムにいさんの陶器のお店でした・・・。
この笑顔のように、実際は私自身はいやな思いをしたことはありません。

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ドラゴンの出てくる人形劇もやっていました。

私たち夫婦は当時は若くてやせていたこともあり、マンハッタンに行くと、ご陽気な黒人のみなさんに
「ハロー、ミスター・アンド・ミセス・チン!」
と呼びかけられるので、おもしろく思っていました。

上に挙げた3冊の移民の物語のうち、『草花とよばれた少女』では、日系の少女が、インディアン(原文を使います)の少年というたがいにマイノリティ同士で交流します。

でも、この韓国系の『天国まであと一歩』では、主人公のお母さんがどうやら和食系のお店で、日系のウェイトレス仲間と互いのことばまじりで仲良くおしゃべりしているようすが描かれています。

三作とも、苦労しながらも、母国語より英語がじょうずになった世代としてアメリカ人として根付いていこうという気持ちが描かれています。

ちょうど届いたJBBYの会報102号の中で、
「アメリカではアジア系作家が英語で書く作品を、「アジア児童文学」と呼んでいる」というのを読んだばかりです。
しかし外見はアジア系でも、精神はアメリカ人なのでしょうか。
それにアジア人同士ということで交流はあるのでしょうか?

そういえば、この物語では、韓国から移ってきたお父さんは庭師などをして日銭をかせいでいたようですが、私が住んでいた村では、庭師といえば、メキシコ移民の職業ときまっていました。

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2009/07/07

釜原大くんの新作は『空と、緑と、タイ』

台湾駐在時代の親友に紹介された、好青年旅人、釜原大くん。
『惑星インド』でデビューしましたが、第二作が、なんとタイ!
新作『空と、緑と、タイ』を送ってきてくれました!


ありがとうー!

しかも旅の第二弾、タイだったんだhappy01
サプライズにしようと、いきなり送ってくれることにしたんだそうです。

表紙の写真、きれいですねー。

前回会った時(記事はコチラ)、おばちゃんたち勝手に、

ロマンスを入れてheart04ユーモアを入れてbananaしかもほのぼの系でnoodle・・・

と勝手なことを言いましたが・・・

全部入ってましたcoldsweats01

タイ関係のマイミクさんたちは、どちらかというとディープなタイ情報が多いですが・・・

全くのまっさらな初々しい気持ちでのタイ初体験、がかえって新鮮に読めます!
そのわりに、バンコク、チェンマイ、ピピ島、ムエタイ、と四方に行っています・・・。

それに、タイってやっぱり行くといい国なんだ!
って思ってもらえるように書いてくれているのがとてもよかったです

そのあたりはとても上手だなあーと思いました。

釜原くん、次の旅も楽しみにしてますね!

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2009/07/02

『戦火のバグダッド動物園を救え』おもしろい本見つけた!

またまたおもしろい本見つけました。

ローレンス・アンソニー&グレアム・スペンス『戦火のバグダッド動物園を救え』(早川書房)です。

今までも戦争ジャーナリストの書く本は何冊か読みましたが、申し訳ないけれど、それらを凌駕するくらい戦争とはどういうものかよくわかりました!

それはなぜかと考えたら、戦争ジャーナリストの方々は命を危険にさらしてはいるのですが、あくまでも「観察者」の目線。
でも、この本の主役ローレンスは、過酷な状況の動物たちと動物園、そしてイラク人スタッフを救おうと奔走する、つまり「生活者」としてその土地に参加して生きているんですね
そこが「戦争とはどういうものか」より深く伝えることになってるんだと思います。
ましてや、人間でさえたいへんな時に、動物園の動物を救う、ってどういうことだろう・・・
と考えさせられますし。

フセインのバグダッド陥落のニュースに、南アフリカでトゥーラトゥーラという自然保護地区を作って活動していたローレンスは、世界の紛争地の動物園の動物たちが、今までどれほど悲惨で残酷な目にあっていたかを思い出します・・・。
人間が生きのびるさえたいへんなことですから、誰も動物園の動物たちのことまで考えません。
動物のえさより、人間の食料。
自分の家が瓦礫に沈むのに、動物たちの衛生状態など考えられず・・・。

しかし、動物園の動物たちとて、生きているものには変わりない。
自分が行かなければ、と決心するローレンスですが、まず入国するときから、困難と苦労と恐怖が始まります。

そして・・・かつては年間150万人もの人が訪れた、中近東一の動物園だったバグダッド動物園が、今は戦争のレッドゾーンのど真ん中にあり、砲撃や銃声のまっただ中の、アメリカ軍の駐屯地となっていたのです

清掃するものもなく汚れきった檻、水も食べ物のなく、餓えと病気で死に掛けている動物たち・・・。
めぼしいもののほとんどが略奪者によって奪われている・・・。

アメリカ人というだけで命があぶない状況の中ローレンスは
「自分は中立国南アフリカ人だ!」となんとか主張しつつ、動物たちと動物園スタッフを守るための行動を開始します。
(このあたり、白人というと私も欧米人ひとからげにしてしまうので、ちょっとおもしろかったです)

こういうの読むと、いつも、南アフリカ人だろうがだれだろうが、白人の人たちのバイタリティとワールドワイドな視点や理想愛には驚かされずにはいられません。

『積みすぎた箱舟』のジェラルド・ダレルを思い出します。(この本もすごくおもしろいです)
彼も、絶滅動物を救うための動物園をジャージー島というところに作ってしまったんですよね。

ローレンス・アンソニーのサイトが二つ見つかりました。英語版ですが・・・

Lawrence Anthony Friends and Family

Lawrence Anthony's Homepage

ジェラルド・ダレルの動物園のサイトはこちら。(英語版)

Durrel Wildlife Conservation Trust

11月くらいに、とある場所で「もしも児童文学に国際理解文学賞があったら」というテーマでお話しようという計画があるので、今はいろいろそうした本をさがしたり読んだりしています。

おもしろいのが、今回のこの本の原題がBABYLON’S ARK。(バビロンの箱舟)。

ダレルの『積みすぎた箱舟』の原題がThe Overloaded Ark。(そのまんま)

やはり、こうした方々には、動物を救うということは、「ノアの箱舟」のイメージ(それは人類への罰と再生でもある)と直結するのですね。

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2009/06/07

村上春樹『1Q84』読みました

突然ですが、村上春樹さんの、長編とエッセイが好きな私ですlovely
(短編と翻訳はまぁまぁです)

というわけで、『1Q84』は発売日に、上下巻とも大人買い~太っ腹~!
(ってこれで太っ腹というところが、最近の経済不況によるわがやのフトコロ具合を表している・・・)

村上春樹さんって、「たとえ(まるで~のように)」がとても独特で、注意をひかれますよね。
そのおもしろさ、ユニークさは、まるで(あ、たとえ!笑)翻訳児童文学・昔の岩波系、翻訳者が特徴ある・・・という作品に出てくるたとえ、という感じです。
で、そういうことから、あたかも「さわやか系」のように印象づけられそうなところを・・・

実は怖い!coldsweats02
すごーくすごーく怖い!
怖くて読むのやめられなーい・・・
おすましして、たとえを述べながら、そして描き方もどろどろしてないのに・・・
すごーくすごーく怖い!
まるで暗い森の沼のほとりに行きあたったみたいに怖いですぅーー。
かといって、いやな怖さでないんですよね。
もう、沼と向き合わなければしかたない、みたいな。

今回もそうでした!

で、今回は、「1984年」→「1Q84年」なんですが、わりと題材が身近なものなところが、今までと違うなぁ・・・
というところ。

あと、今までは、「おしゃれな(まるでわたせせいぞうさんのイラストのような)カップルもしくは夫婦」が主役、というイメージだったのですが、
今回は「親子」っぽい感じ・・・
「見守る・見守られる」が、親子まで行っちゃったか?
という感じが、村上さんの年齢からくるものか・・・と思わせられました。
だから、『海辺のカフカ』より、ずっと身近にひきつけて読めました・・・。

あと、キャラクターが今までよりも、血が通っている感じ(身近にいる感じ)で、魅力的でした。
そこがさらに読みすすめられたところ。
青豆さん、天吾くん、ふかえりちゃん、タマルさん。
みんなよかった!

でも、身近といっても、世間くさくないですよ、やっぱり。
怖いですよ~~~~。

ただ、私からすると、青豆さんと天吾くんの最後は、入れ替わっていたほうがおもしろかったかも・・・。
(単に感想)

今までの長編の中でも好きな作品の上位になりました!

ちなみに私が好きなのは・・・
長編だと、
『ねじまき鳥クロニクル』


エッセイだと、 笑える系が、
『THE SCRAP 懐かしの1980年代』
『うずまき猫のみつけかた』
考えさせられる系だと、
『遠い太鼓』
『やがて哀しき外国語』です。

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2009/03/02

娘に読んでいるところを見られたくない本

今日は家の用事で外出したついでに、大きい本屋さんがあったので、そこでリラックスタイム~。
「森林浴」ならぬ、「本林浴」ですね。

そして・・・ついつい買ってしまっためめしい(?)本。

それは・・・

重松清『とんび

と、マンガ青沼貴子『かわいいころを過ぎたら

いずれも、子どもが成長して、親離れするときの親の離れがたいキモチを描いたもんで・・・。
こんなの読んで泣いてるとこ娘には絶対見られたくないわ~、と思いながら、『とんび』で鼻をすするワタシ・・・。
たぶん、思いっきりひかれてしまうでしょ~~。coldsweats01

といっても、どっちも男の子の話なんですよねー。

以前マンガ家の柴門ふみさんが育児エッセイで、柴門さんは一男一女の母なんで、
「女の子を育てていると、若い娘にみつぐオヤジの気持ちがよくわかる。
男の子を育てていると、若いツバメから慕われる気持ちがよくわかる」
・・・というようなコトをおっしゃっていたような?(うろ覚え)

実は、育児エッセイやマンガはあるけど、思春期をすぎた娘との生活を描いたものってあんまりないんですよね。
森瑤子さんの『ファミリーレポート』くらいかなあ。

理由は・・・きっと娘さんが怒るからででしょう(笑)。
うちも、あんまり自分のコトは書くなとくぎをさされてますcoldsweats01

柴門さんに、そういうエッセイ書いてほしいなぁー。

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2009/02/20

『武士道シックスティーン』すっごくいいです!

今、女性に対する最高のほめことばは・・・「男前」!じゃないでしょうか・・・?happy01
そんな「男前」になる前の段階の、二人の剣道少女の青春成長物語・・・
誉田哲也『武士道シックスティーン』と『武士道セブンティーン』。

またまた、「本グルメ」の友人の強いおすすめで、図書館にリクエスト。
いや、これも、タイトルからだと、あまり読む気にならなかったのですが・・・(いろいろ誤解しててcoldsweats01)。
いや全く!まじめで硬派な青春物語で、私の中では、『夜のピクニック』『一瞬の風になれ』と並んで、「青春涙もの三部作」!となりましたよーーー。
ほんとうに、いい本をすすめてくれる友人はありがたいですーー。

主人公は二人の高校生。
警察官の父親の影響で、3才から剣道を始めて、学生剣道界では少しは知られた磯山香織。
彼女にとって、剣道は「武士道」。
「生きるか、死ぬか、殺すか、殺されるか」勝つことが全ての超硬派少女。
無愛想で人づきあいも、かなり苦手。

一方は、これまた事情があって、それまで日本舞踊をやっていたのに、できなくなって、「立ってやる和文化」として少しでもにているから・・・と中学から剣道を始めた甲本(西荻)早苗。
彼女は、自分の成長を楽しむことを第一義に、勝ち負けにこだわりたくありません。
人あたりのよい彼女は、別の見方をすると、こだわることから逃げているのかも・・・。

そんな二人なんですが、マンガ的ではありません(ここが、題名だけで誤解していたところなんです)。
二人ともに、リアリティを持った少女で、しかも、こうした外面なのに内面のみずみずしさがしっかり描けています!!

そんな真逆な二人が高校で出会います。人あたりのいい早苗は、始業式の日から、はんにゃの縫い取りをつけた竹刀道具袋を持ってきた磯山に、くったくなく話しかけますが・・・

実は!早苗は覚えていないのですが、磯山は、中学時代早苗に不可解な負けを喫して、ずっとそのことにこだわりつづけていたのです・・・。

はたして、磯山は、勝ち負けへのこだわりをどうするのか!
早苗は、勝つことの大切さを知るのか!
二人は、真の武士道を知るのか!
そして待っている、衝撃の結末・・・weep

読んでいる人は、もし女の子(この場合、暦年齢がいくつであろうと・・・おばちゃんであろうと関係なく「女の子」)なら、自分の中に、磯山も早苗もいることに気づき、二人ともに、共感をよせ、読み始めるとやめることができなくなると思います。

私もどちらもわかります~。
どちらかというと、磯山ちゃんにやや傾いているかも。
磯山父のような厳格な父に、「うちは薩摩藩の士族だったから」とわけのわからん育て方をされたんで、たとえミーハー心で浮かれていようとも(爆)、キホンは硬派で不器用な武士道ですから・・・。

はたして『武士道エイティーン』は出るのでしょうか・・・。
私としては、磯山ちゃんがまだ決着をつけていないコトが一つあると思っているんですが・・・。
そうです、やつの存在です。

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2009/02/10

『サフラン・キッチン』イギリスからイランへ~愛の物語

勧められて、『サフラン・キッチン』という本を借りました。
勧められなければ、手にとらなかったでしょうし、そうすれば、このステキな物語と出会えなかった、そしたらとても残念だと思いました。

作者はヤスミン・クラウザー。
イラン人のお母さんと、イギリス人のお父さんの娘で、オックスフォードとケント大学で学んだ才媛です。
そして、物語に出てくるのも、作者ヤスミンと同じ、イギリス人の父とイラン人の母を持つサラ。
サラはイギリス人と結婚しています。
物語の主人公はこのサラのイラン人の母、マリアムといっていいでしょう。

ところで、この物語をちびちび読んでいるちょうどそのとき、読売新聞で、「30歳のイラン革命」という連載が始まったので、その偶然の一致にびっくりしました。(2月3日から)
テレビでも特集が組まれていました・・・
「イラン革命によって、イスラム化で避妊や人工中絶が否定されたため、人口7000万人のうち、イラン革命を知らない世代の29歳以下の若者が人口の6割になった」そうです。

私にとってのイランのイメージはいまや、左リンクしているブログ「Salam×Salam」さんのおかげで、「詩と絵本の国」なんですよねー。
この冬もイランに行かれたそうで、その写真がとてもきれい。
絵本作家モルテザーさんのお部屋の手作りペーパーホルダーにはうけましたーーこちらです!
その前記事の刺繍もステキ。

ここに出てくる美味しそうなお菓子や食べ物、果物・・・
それが、
『サフラン・キッチン』の中にもたくさん出てきます。
『赤毛のアン』を読むように、楽しんで読みました・・・。

ただし。
ヒロインのマリアムの少女時代、政治的、家庭的に、つらいことがたくさん起こります。
つらくて、何かを主張する物語だったら苦手だなあ・・・
と思っていたのですが・・・・

これは、「愛の物語」でした!

『アン』や本が好きな人なら、好きになると思います。

新聞の記事は、やや政治的なものでした。
物語は、その中にある「人」について。
人というのは、どのような過去のつらさがあろうと、愛は断ち切れない、最後に一番強いのは愛だ、という感情をせつなく美しく描いています。

・・・そして、イラン革命についてくわしいコトは全く知らなかった、不勉強なワタシ・・・coldsweats02

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2009/01/13

鈴木敏夫『仕事道楽』ジブリの現場の『女と男』

みなさん、NHKスペシャルで一昨日と昨日放送していた『女と男』ごらんになりました・・・?
えっ、観ていない?!
・・・だいじょうぶです、第1回目と第2回目の再放送は、今夜と明日の深夜0時55分からありますよ!くわしくは公式サイトのこちら。「NHKスペシャルシリーズ 女と男 最新科学が読み解く性」

第1回目は恋愛において、第2回目は仕事においてわかった最新の男女の脳の働きの違いから、その違いをどう上手にいかしてよりよく生きていくか・・・という内容。

さて~それを読んで思い出しました。

ちょっと前読んだ、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー鈴木敏夫さんが岩波新書に書きおろした
『仕事道楽 スタジオジブリの現場』(2008年7月刊行)。

『アニメージュ』からスタジオ・ジブリへ、仕事人としていかに自分が、一癖も二癖もある天才たちと駆け続けてきたか、という鈴木敏夫氏の独白なんですが、その中で、宮崎駿監督さんの女性観がこんなふうに書いてあったんです。

「アニメーションを作るときに粉骨砕身で最後までがんばってやってくれるのは女性だ、というのが彼の中にはあった」(p。91)

まあその前後の説明もあったんですが、この一文を読んだとき、ふーむさもありなん~と思ったのです。

もちろん、男性でも粉骨砕身で最後までがんばってくれる人もいるでしょうが、アニメ制作というのは、賃金の割りに比べると、過酷で忍耐と正確さと根気が要求される現場、という印象があります。
ましてや、世界的でも最高レベルの宮崎アニメの現場では。

そんな中、最後になって「欲得抜きでがんばれる」って、最後は「愛」があるかないかなんだろうな~って気がします。
女性って、「愛」でがんばるってところがありますよね。
私が会社員時代でもそうでした。
ま、女性の出世がある程度かぎられている職場・・・当時なので今は知りませんが・・・だったので、自分の出世欲はまったくないのですが、がんばってる男性社員を助けよう!という「愛」あるサービス残業は、女子社員ならたいていやってました。もちろん私も・・・あ、それは日頃男性社員が女子社員に仕事上公平に、けして見下すことなく接してくれていたいい職場でもあったからですが。

さて、NHKスペシャルのほうは、「女と男」第3回が18日日曜日午後9時からあります!

シリーズ最終回は、なんと
「男が消える?人類が消える?」かもしれない現在の状況とか・・・!

これは見逃せませんね~~。
女性専用車両を愛好するとはいえ、イケメンあんどいい男趣味の私としては、世の中にステキな男性がいなくなったらどうするの~~~coldsweats01みたいな~。

なお、この番組では、ミニドラマとして、イケメン&いい男代表の筧利夫さんもご出演されてまーすheart04
おお!敏夫と利夫だ。

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2008/12/27

冬休みの読書課題?『ジョジョの奇妙な冒険』をすすめられ

私の買ってきたマンガ『チェーザレ』は娘もおもしろかったと言ってましたが、いよいよ、前から娘が読みなよーと協力にプッシュしていた、荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』に手をつけることに・・・

このマンガ、連載長いですよね!
たしか娘が小学生時代タイに会社から送ってもらっていたジャンプにもあった・・・。
「しょこたんも、静ちゃんも、オリエンタルラジオの勘太郎くん似の人もウッチャンナンチャンも好きらしいよ!」

しかし、文庫60巻くらいあるらしい(?)うち、娘もまだ30巻しか買っていないということで、
「全巻そろってる第4部から読んだら?
お母さんの好きな高校生たちが主人公だよ!」
って・・・coldsweats01

んで読み始めています・・・おお!けっこうおもしろい!
たしかに奇妙!(題名どおり)奇妙すぎてうーけーるー!

というところで、娘途中解説。

「お母さん、ビートルズの『ゲット・バック』って知ってる?」
「もちろんだよー」
ジョジョっていう名前はそこからとったらしいよ!」
「あっ、そうなんだ!」
「ほかにも、ロックバンドの曲からとった名詞が多いらしいよ・・・お母さん、クイーンって聞いたら、なんの歌を思い出す?」
「やっぱり『キラー・クイーン』かなあ」
「それ!その『キラー・クイーン』っていう技の名前出てくるよ!・・・そしたら、ローリングストーンズっていったら?」
「ええ~・・・『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』?(違う?)」
「ああ!それも出てくるよ!・・・じゃ、ピンクフロイドは?」
「ぴ・・・お母さん、あまりロックにくわしいほうじゃないから・・・名前しか知らないなあ。
そうだ!
お父さんならロックにくわしいから、知ってるはず」

というところへ、タイミングよくオット登場。

「お父さん、ピンク・フロイドの曲の名前ってどんなのがある?」

ピンクフロイド!
さぞかっこいい題名では?!

とワクワクしながら耳をそばだてると・・・

「おお!ピンクフロイドか!『おせっかい』って曲があるぞ!」

coldsweats02

お・・おせっか・・・

爆笑する私と娘に、オット「何がおかしいんだよう!ほんとうにあるぞ!」

いやーつぼにはまりました!
ということで、どんとつまれたジョジョを、暮れだというのに、時間があるとき読んでます・・・。

ところで、娘が私のために用意したというクリスマスプレゼントを学校に忘れてきたとのこと。
ええーじゃ、冬休み明けまでもらえない?
なんだったのか聞いたら、
「ネタバレになるから教えられない!」
・・・き、気になる・・・。

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2008/12/15

2008年のまとめ1出会った本『わたしを離さないで』『涼宮ハルヒ』など

気がついたら、今週末からはクリスマス4連休、そして27日からはもうオット冬休みとなり、ブログもまとまった記事は書けなくなりそうなので、今年のまとめをと思います。
1月からのブログを見直してみると、4月に引越しもあったせいで、これも今年だったんだ!
とびっくりしたり。自分の記録のためにもとまとめますが、私自身が今年読んだ、ということですので、今年の新刊とかぎりません。

1.ファンタジーはこれ
・・・ということで、最大のニュースは『ハリー・ポッター』完結編出版ですよね!!
・・・でもこの結末は・・・ごひいきさんがあれだったんで・・・。

やっぱり1番は上橋菜穂子さん『守り人』シリーズです。1巻から最終巻までゆるみがなかったです!
そして次がキャサリン・フィッシャー「サソリの神シリーズ」。
ファンタジーの文法をきっちりふまえた上で、古代メソポタミア風な世界を展開してみせたことがよかったです。
次点は、
マシュー・スケルトン『エンデュミオンと叡智の書』。
これはブログに書いていないのですが、現代の舞台がオックスフォードのボードリアン図書館限定、過去がグーテンベルグの世界、ととてもおもしろい構成でした!
映画化されるそうです・・・。

2.絵本

絵本はブログに書いてないんで、どんなの読んだか忘れてしまって・・・coldsweats01
ほんとは読書記録もつけておいたらよかった。
そんな中で、よかった!とくっきりはっきり覚えているのが、

岡田淳『ねことクラリネットふき』。

絵本作家というより児童文学作家の印象が強い岡田淳さんですが、実際は小学校の図工の先生であり、この絵本は岡田さんが絵も描いているのですが、それはめずらしいそう。
ストーリーがとてもよかったです!
(母校の先輩~~~)

3.そのほかの文学日本編

『一瞬の風になれ』これが、今年読んだ私のベスト1かも!ウッチャンが先生役のドラマを見逃したので、再放送をやってほしいです~。

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』

ライトノベルもすすめられてけっこう目を通したのですが、どこか世界が「紙の上」で、本当にその世界の匂いのする土の上に立っている気持ちになれるものに今回は出会えなかったのですが、その中で、ハルヒは別格におもしろかった!
ハルヒっていう女の子の憂鬱気分が(ネタバレになるので詳細はむにゃむにゃ)世界そのものだという女子高生の気持ちがすご~くうまく表されていると思って共感できました。
あと、アニメのハルヒダンスが世界をつないだコトにも一票!(笑)
ただ、萌え要素の入れ方も上手と思ったのですが、おばちゃんにはそれあるがゆえ、2巻以降はもういいかな・・・と。買ってはいますけど。

4.そのほかの文学海外編

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

『日の名残り』とうってかわって、日常にはない設定なんですが、それがもう詳細な想像力で・・・はっきり言って、読まなければ心は平和だったのに・・・。
という作品。忘れたくても忘れられない~~~。
なんかキモチ悪いもんを食べちゃったみたいな。
好きという意味でなく、めっちゃ印象づけられてしまったお話です。

5.タイ編

今年もタイの文学やコミックスが、タムくんたちのがんばりで何冊か日本で出ましたが、やっぱりコレ!
プラープダー・ユン王子の『座右の日本』。
タイのニューウェーブ作家が見た「恋人日本」のようすがとてもおもしろいエッセイになっていました!


6.コミックス編

中村光『聖☆おにいさん』
もうおかしくておかしくて~~。
でも、第2巻は1巻のくりかえしのような感じで、1巻の強烈なインパクトはうすれましたね。

惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』

これ実は~~評判になってたのに、あえて手を出さなかったんです。
というのも、高校時代、塩野七生さん描くチェーザレ・ボルジアが次元大介くん(@ルパン三世)とともに、私の恋人だったんで~~
(2Dかよっ!coldsweats01
脳内で生きるチェーザレと全然違うヒト出てきたらどうしようと思っていたんです。
で、つい1週間前ですよ!
それなのに魔がさして手を出してしまい~~。
そうしたら、おもしろかったです!よかったーー。
で、6巻大人買いでした~~。
アンジェロという少年を相手にもってきたところがうまいのと、チェーザレの影と言われたミケロットの描写がうーんこぅきたか!
と、これは納得ですね。

番外編・アニメ


もうアニメに上から目線でなく、世界に入る感じではまることはなかろうなーと思っていたのに、今年はしっかりはめてくれる作品と出会えましたーー。

『コードギアス 反逆のルルーシュR』
高校生ルルーシュの身の上には毎回お母さん大心配!
ロロとシャーリーには泣かされました~~~。

『俗・さよなら絶望先生』
これもおもしろかった!
絶望先生(本名・糸色望、外見かっこいい)のへんな教えにもかかわらず、個性いっぱいで楽しそうなクラス!
とくに同人誌を描く「藤吉晴美」ちゃんや、かわいいストーカー「常月まとい」ちゃん、そして泣かせるお話を作る達人久藤准くんなど、愛すべき生徒さんがいっぱい!
図書館カードに「天沢聖司」とさりげなく書いてあったり(ジブリ『耳をすませば』ですね)、古田新太が出てきたり、と小ネタがいちいちつぼでした。

『のだめカンタービレ巴里編』クラシックの音楽とともに、淡い色調で原作に忠実に描かれていて、とても気持ちのいいアニメでした。
おおげさなアニメ声も抑えているのが好感度大。
それと、オープニングのゴスペラーズの「Sky High」がラフマニノフをかっこよくアレンジしていたり、エンディングの「東京et巴里」が、宮本笑里ちゃんのバイオリンとのコラボだったり、おしゃれでした
CD両方とも買いました。


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2008/12/13

ヘブライ文学『エルサレムの秋』を読む

ふと見ると、あと少しで30万ヒットになりそうです。
もしかしたら今日中かも・・・30万めをふまれた方、よかったらコメントいれてくださいね。
何もありませんが(笑)・・・てかうっかり自分だったりして!coldsweats01

そんな中、お仕事でご縁があって、いただいたイスラエルの絵本『おうじょさまとなかまたち』(アローナ・フランケル)。
同じ翻訳の方の紹介にあった中から、図書館で見つけた『エルサレムの秋』を読んでみました。
もしかしたら、イスラエルの文学を読むのは初めてかも・・・!
政治的なニュースはよく目にしますが、どの国もそんなニュースだけでない。
美しい愛すべきところがあるのは、タイでも経験ずみ、ということで、楽しみにページを開きました。

作者アブラハム・B・イェホシュアさんは、国際的に有名な作家なのに、日本では知られていない方だそう。
その方の若いときの作品だそうです。

『詩人の、絶え間なき沈黙』と、『エルサレムの秋』という中篇2作が収録されています。

前者は、教科書にも作品がのるような詩人が、筆を折ることにしたのに、年をとってから「恥かきっ子」ができてしまう。母親はそのために衰弱してなくなる、生まれた男の子は「境界線型」人格で、ふつうの子どものようでない。
孤独な老人と子どもの生活。子どもが17才で小学校を卒業したあとまで描かれます。

後者は、恋焦がれていた女性の3才の息子をはからずも3日間あずかることになった青年の話。

読んでみて・・・両作品とも「静謐」。これは意外なまでに。
暑苦しい政治的混乱の影はありません。

表題の「秋」のイメージそのままの叙情的な作品で、詩作や論文から目をそむける主人公が、それでも境界型だったり幼かったりして、自分の意思を思うように伝えられない子どもと思っていても、やはり芽吹く力に出会ってしまうというところがおもしろいです。

でもほんとうは、『エルサレムの秋』の原題は「子どもとすごした3日」だそうです。
実はイスラエルには申し訳 程度の秋しかないそうです。乾期(夏)と雨期(冬)の2期で春と秋は その間にわずかだけ、だそう。
だけど、タイには春と秋はまったくありませんからね。
わずかしかない秋だけに、味わい深いのかも。

その『エルサレムの秋』は青年男子たちの「恋の病」へのはまりっぷりが興味深いです。
あずかった子どもは、恋焦がれていたのに思いが伝わらなかった美しい女性とそっくりなんですね。
幼い子どもを甘い思いでひどい目にあわす気持ちを描いた文学って、初めてでした。

それから、キブツ出身でということもちらっと出てくるんです。
キブツっていう集団生活の特殊な育てられ方をした人たちって、どういう大人になるんだろう、ってちょっと思ったことがあるんでへえーという感じでした。

『エルサレムの秋』は純文学ですが、児童書ではウーリー・オルレブの 作品がお奨めでだそうです
『走れ、走って逃げろ』や『羽がはえたら』は一読の価値があるそう。
オルレブは国際アンデルセン大賞受賞作家で10年ほど 前にJBBYの招きで来日講演もしていたのですって。
10年前はタイにいたなあー。

これもまた読んでみたいです。
次はどんなイスラエルに、そしてどんなイスラエルの子どもたちに会えるか楽しみです。

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2008/12/04

熊井明子先生『シェイクスピア日和』出ました!

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昨日郵便受けを見ると・・・熊井明子先生からの新刊が
熊井先生とはご縁があって、20年以上も文通を続けているんです。
熊井先生は『赤毛のアン』の愛読者でいらっしゃって、その作品中にある「ポプリ」について調べられて日本に初めて紹介され、ポプリ教室や著書も出されたのですが、また、愛猫家でもあり、読書家でもあり、イギリスびいきでもあり、何もかも私の好きなものについて、とてもロマンチックで深いエッセイを書いてくださるんです!

そんな熊井先生は実は香りの研究から、エリザベス1世王朝とシェイクスピアの研究にすすまれ、その成果である『シェイクスピアの香り』は、シェイクスピア作品を、作中に使われる「香り」から読み解くという、世界でも例をみない画期的な解釈で、読むものをわくわくとさせてくれました

またその長年の研究を生かして、シェイクスピアの妻アンの生涯を小説にした『シェイクスピアの妻』もとてもおもしろいんです。

その先生の新刊は、今までの研究のエッセンスを香りたたせたもの・・・。

ハーブとシェイクスピア、映画や演劇とシェイクスピア、コーンウォールの野外劇場ミナックシアターや、イングリッシュガーデン訪問記・・・。
あーーーまたイギリスに行きたいです!

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2004年イギリスに家族旅行したとき。エッセイの中にあったハンプトンコートパレスです。
庭園の写真もいっぱいとったんですが、全部自分たちが映っているので・・・coldsweats01

Englandhamptoncourt2

こういうものが身の回りにどんどんあるから、イギリスから優れたファンタジーが生まれるのもムリないですよねーー。

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庭園ではないんですが、オックスフォードの庭には、芝生に人が入らないようにみはっている紳士がいました

さて、熊井明子先生といえば、ご主人さまは映画監督熊井啓氏(『黒部の太陽』も撮られましたね)なんですが、その熊井啓氏について、この前映画『その日の前に』の初日に、監督のサインほしさに買った本『大林宣彦の映画談義』に、交流が1ページ書かれているんです
熊井先生へのお礼のお返事には、ぜひこのことも書かなくちゃheart04

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2008/11/21

『惑星インド』の著者 釜原大くんに会う!

ほんとにひさしぶりに、台湾駐在時代の親友だった奥さんがランチにつれて来てくれたのが、パート先の若い同僚という釜原大くん

彼も仕事しては定期的に旅に出るという旅好き好青年、ということで、その旅の一つ、インドでの経験を本にしたということでした。
題名は『惑星インド』。
本も事前に送ってきてもらっていましたが、アマゾンでも買えますよー。
左バー「ココナツブックス」にしばらくあげておきますね。

まぁ私も特に出版社とコネクションがあるわけでなく、夢の印税生活からはほど遠いわけですが、一応文章も公にしているということで、タイプはまったくちがいますが、お互いに夢を語り合おうというわけです。

『惑星インド』を一読、これが最初の作品と思えないくらい、文章が読みやすくて、じょうずです。
若くてイケメンさんなので、wink(ホントホント)、
もし~~印税生活をのぞむなら、一度でも著書を読んだ人が、次にまた釜原くんの名前を見たときに、
「あー釜原さんの本だ!また読もう~」
思ってくれるような、なにか特徴というか、インパクトがあればいいねーというお話。

私自身、バンコク子ども図書館物語を書いて、紹介された出版者にもっていったとき、
「マイナーすぎる内容だし、無名の主婦が書くなら、センセーショナルなどろどろした内容でないとムリ」
って言われたのです。
(だからブログ始めたのですが・・・)
今思えば、「きれいごとすぎる」ということだったかも。
でも全部ホントのことなだったんですけどね。
主婦たちみんな、「志高かった」ですから。
清く正しく志高く生きて何が悪い!ってことです。

そんな経験を話して、
でも、釜原くんは「どろどろ系」なキャラクターじゃないので・・・
シアワセ・ほのぼの・淡いロマンス系はどう・・・?
とか勝手なこと主婦たち言ってしまいました。

そうは言っても、やっぱり作品がはばたくのは、作者本人の力だから・・・
がんばってください!
そして良い旅を。

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2008/10/21

来年の運勢本~~~

本屋さんに行ったら、あの細○数子先生の来年の「六星占術」の本が、星別に出ていたので、よせばいいのに、自分のを立ち読みしてしまいました~~。

っていうか、自分が何星人だか知ってる時点で、すでに術策にはまっているわけなんですが・・・
そしたら来年から大殺界3年だそうで~~やだ~~。pout
占いなんか当てにならないとわかっていても、暗示にかかりやすいタイプなんで~~。

そう思ったら、そのとなりに、実家で毎年買ってる「高島易断」の「運勢暦」が!
これを見てみると・・・
おお!来年は発展運!happy02
よーし暗示落としにこっちを買って帰ろう・・・それにこれなら1冊で家族全員分の運勢がわかる(笑)。

なんて、いいかげんなようですが、実は、作文教室が、生徒さんの読解力向上のためなどに読ませている長文というのがあって、当然指導する私もよく読んでいるんですが、その中に、こういうのがあったんです。

だいたいの意味ですが、人間、「手を動かす」「ごはんを食べる」「スポーツをする」などの動作をしますね。
で、その動作って、「脳」からの指令ですね。
でも、「脳」も、「ごはんを食べるときおはしをこう持って・・・」とか「ボールを打つときは腰を落とし・・・」などの動作は、経験からできるようになってこそ、指令ができるんですね。

これを、別の意味にとると、自分の「脳」は「失敗」の経験も、「成功」の経験もありますよね、ふつう。
、「失敗するんじゃないか」「不運な目にあうんじゃないか」と思っていると、「脳」が以前の失敗や不運の経験を思い出して、そういうふうな指令を出しちゃうんだそうです!

だから、できるだけ、成功したときの経験や幸運だったときの経験を思い出して自分を暗示にかけておいたほうが、「脳」も、そちらの指令を出してくれるというわけです。

だから、「いい運勢」の暗示に自分をかけるほうが、実際もいいんだそうで~~~。

そういえば、その前の「大殺界」のときって、私はバンコクにいて、大きなイベントをたくさんこなして、友人にも恵まれ、すごく充実していたんです。
一方、その本の今年の10月の運勢はとてもいいはずなのに、今月は私にとってはイマイチなことが多く。

ちなみに、うちのオットと娘は、ホラー映画とか、B級ミステリー番組(「UFO」とか、不思議なスポットとか)が好きなくせに(?)、占いに関しては、超現実主義者で、まーったく!興味ないんです。

といっても、細○先生の悪いほうの占いでも、高島易断のいいほうの占いでも、「常に初心を忘れずけんきょに」って書いてあるのは共通しているので、それはまあ、世間の常識として、心していきたいと思ったのでした。

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2008/09/05

『B型自分の説明書』~

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今日は、バンコク子ども図書館帰国者の会会報の発送作業。
今回は私が編集の番だったのですが、いい感じに疲れていたので(?)シンプルでましな出来ではないでしょうか。
終ったあとは、石神井公園の「海音」という和食屋さんで美味しいランチ。

そのとき・・・ついつい、「ミス・サイゴン」のすばらしさについて熱弁をふるってしまい、ほかの人はやや引きつつも、「まぁチョムプーさんいつものことだから」とあたたかく見守りつつ・・・
今回は参宮さん(仮名)の援護射撃もあり、もし時間があれば、みんなで観に行こうか・・・という流れにcoldsweats01

帰り、マイミクさんがご自分の血液型『O型自分の説明書』を読んでふき出すほどおもしろかった、ということを書いてらっしゃったので、『B型自分の説明書』を買ってみました・・・。
これが一番最初に出てヒットしたものですね。

で・・・その中の項目に。

「誰かが熱弁している内容を本人より熱く語る」

「だから熱弁してた人が引く」

・・・お、おかしい!!!ってか苦笑~~~。
今日のワタシそのものじゃーーーん。

それから、

「よく道を聞かれる」

「しかも、相手は「年齢」「国籍」を問わず色々。」

まさにそうだわーー!
前から不思議だったんだけど、それって、B型の人は結構あってるコトだったのか!

あと、これも。
「異性でも友達になれる。自分の方は」

当たってる当たってる。ところが、こちらが友人のつもりでよく話しかけていたら、「気があるんじゃないか」と誤解されて接近されたり、逆に避けられたコトとかが・・・coldsweats02

ま、全体的な流れは、「人の話をきかない」「人のことに興味がない」なんていう主旨のコトが多くて・・・。
しかも最後に、そんなB型だから、この本を読んでも「どうでもいい」と思うだろうというところまでフォローしてあって・・・。

「ガラスの心臓」

ともあったけれど、そのガラスの反応ぐあいが一般的な日本人の思考からずれまくっているのがB型なんですよねー。
「気を使いすぎて「気の利かないやつ」みたくなってる」
ははは・・・bearing

ま、
「欠点を指摘されて一応悩んでみるけど、直す気はさらさらナイ」
・・・ですから。

B型ご主人が理解できないとお嘆きの友人に次回してあげようと思いました。

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2008/08/29

佐藤多佳子『夏から夏へ』を読む

北京オリンピックの男子400メートルリレーでの、銅メダルという日本陸上界での快挙、感動しましたねー。
なにしろ、佐藤多佳子さんの、『一瞬の風になれ』を読んで、高校生男子たちが3年間、400メートルリレーという陸上の練習を通して成長する姿に感動したあとで、実際の陸上界でも銅メダルですから・・・。

まるで、あの作品の主人公たちが、大学、社会人として成長したらこうなるんではないか・・・!
ということを想像させられるタイミングの良さですよね。

そうしたらまた、もひとつタイミングよく、同じ作者で、この陸上男子日本代表リレーチームを取材したノンフィクションが出た!というのですから・・・
『夏から夏へ』。

2008年7月発行。
つまり、オリンピックで銅メダル!というクライマックスまでは書いていないのです、惜しい!

でも、読売新聞に、佐藤さんが現地にちゃんと行かれて、そのシーンを見た、という感激の原稿がありましたから、佐藤さん、よかったですね!happy01

私はまったくのスポーツ音痴・無知ですが、「本から派」なので、ほかのノンフィクションにない表現で、4人プラスリザーブの小島茂之さん・・・のやわらかい心の動きを描いてくれているのでは、と期待して、すぐ買って読みました・・・。

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2008/06/30

『大河ドラマ・ストーリー篤姫』買っちゃいました

本屋さんに行くと、「篤姫」のきれいな公式ムック本が!
・・・んで、買ったのは「後編」だけ。
だって、堺雅人さんと宮崎あおいちゃんの対談があって、そのページ数も多くって、堺さんの写真がステキだったんだもーん・・・。
キャスト紹介のところで、堺さんが「素の自分を詮索されないこと」が役者冥利だ、っておっしゃってるのがおもしろいなあと思いました。
だからブログないのね~~~。少しずつ好きになってるのに・・・coldsweats01
そして、まだドラマに出てこないキャストの写真が既に入っているのも見どころ。
玉木宏くんの坂本龍馬すごいかっこいい!ですよー。小松帯刀とののだめ親友?コンビのツーショット早く見たいわ!
しかし・・・今後のストーリー紹介までくわしく載ってるのはどうでしょう・・・。
まぁ歴史の事実がもうあるし、家定さまの最後のご出演日も公だしいいとゆうのでしょうか。まぁ私は別にいいですが・・・。

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2008/06/03

林真理子『RURIKO』浅丘ルリ子さんもバンコク日本人学校在籍

いつものように用事のついでに書店に立ち寄ったら、新刊のところに、目立つ本発見。
林真理子さんの新著『RURIKO』。

「きれいな女はこう生きろ!」と帯のコピーも目立ちます。

林真理子さんのエッセイがわりと好きなので、めくってみると、浅丘ルリ子さんの物語ではないですか。
浅丘ルリ子さんといえば、知る人ぞ知る!
実は、戦前のバンコク日本人学校―盤谷日本尋常小学校―に短い期間ながら在籍されていたんです。

浅丘さんは満州のお生まれなんですが、終戦前に、どうやらバンコクにお父様が転勤?になったかと・・・。
それで、バンコク日本人学校では、「先輩には浅丘ルリ子さんも」とたまに言われていたのです。
(ちなみに、ほかの有名人では東儀秀樹さんがいらっしゃいます)

そこが書いてあるかどうか・・・さらにめくってみると・・・。
ありました!
日本人学校のことは書いてないですが、ちゃんとバンコクでも暮らしたことが。
たしか終戦後引き揚げられたのですよね。
果物がおいしかったことなど短いパートですが、ちゃんと触れられていました。

今、1995年発行の「泰日協会学校(バンコク日本人学校)創立四十周年記念誌」を見てみると、平成三年の増設工事の落成式に浅丘さんも「同窓生」としてご出席された、とあります。

浅丘さんの在籍された「尋常小学校」は年表によると、大正15年から昭和21年9月まであったそうで、そこでいったん廃校となり、戦後は昭和30年、「在タイ日本大使館付属日本語講習会」として生徒数28人から出発したようです。
年表を見てみると、「洪水で休校」という記述がとても多くてうけます・・・(いやうけてる場合じゃないんですが)。

この戦前時代から入れると、バンコク日本人学校は世界の日本人学校の中でも最も歴史の古い学校とか。
それが今では・・・生徒数2400名の大規模校!スクールバスも90台以上ですから、壮観というかなんというか、下校時はたいへんです。
(私も一度PTAのバス委員のくじをひきあてて、体験バス乗務したんですが)

で、『RURIKO』ですが・・・今読む本が終ったら、ちゃんと買いますからね、林さん!

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2008/05/28

友人参加の本『Cute Photographer』出ました!

バンコク子ども図書館の仲間が、今香港在住でイラストやデザインなどの仕事をされています。
私の左リンクにもブログがあります。こちらです。quoi de neuf?
あたたかいユーモアを含んだそのセンスの良さに、最近はお仕事も急増中で超多忙!
そんな彼女も参加している本がまたまた出ました!
『Cute Photographer おしゃれな写真が撮れる本』(翔泳社)。

5月21日発売ということだったので、24日ごろ大きい書店(前はバスでないと行けなかったけど、今は徒歩なのでうれしいよー)に行ってみたら、なんともう売り切れ!!

そこでアマゾンに注文したのが昨日夜来ました。

おー!!すごい!
10人の美人写真家のみなさんが、それぞれの得意分野を担当して、かわいい写真のとりかたを解説しているんですが、友人はその一部門を担当した以外に、なんと全ページのイラストも担当~~~happy01

こんな友人、子ども図書館時代は、図書館だよりを書いてもらっていたり、紙芝居を作ってもらっていたり、はたまた人形劇の主役級役者として大活躍してもらったりしていたのですから・・・。
いや~~~。

ちなみに、彼女のHPにある掲載誌の、2002年発行タイ語版『注文の多い料理店』はワタシが「影のマネージャー」として暗躍(笑)したものだったのですが・・・そして何年かはそれをいつまでーもしつこく自慢していたのですが・・・
すみません、もお返上いたします!coldsweats01

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2008/04/30

大林宣彦監督『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』読みました

というわけで、昨日電車に1時間ほど乗ることになったので、さっそく駅前の書店で電車で読む本物色。
軽い新書がいいかなーと新書コーナーに行くと・・・

あの!大林宣彦監督の書かれた本が!しかも『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか~「日本がこんな国になったのは、ぼくの責任です』。
という、心ひかれるタイトルです。

さっそく購入、もう往復車内で夢中で読みました。
大林監督のインタビューを構成したものだそうですが・・・
映画『22才の別れ リコリス 野見ず花見ず物語』DVD特典映像で見られる、大林監督の若い人へのものの教え方にとても感動していたのですが、それがさらに、あたたかさあふれて、おだやかな中に、とてもだいじなことがたくさん入っていて・・・。
ますます人柄にうたれました。

臨床心理学者河合隼雄先生、ご著書でしか知りませんが、「心の師」としていたのですが、ご逝去されてしまって・・・もうあんな方は現れないか、と悲しんでいたら・・・

こちらにいらっしゃいました!
もうこれからは、大林監督が「心の師」です!

特に、子どもに対する話のしかたのところに、大きい章があてられていますが、共感することばかりです!
(作文を教えていて、うなづけることがたくさんです・・・
そう、子どもには「未来」があるんです。
しかも、少しヒントをあげると、こちらの予想以上のことをしてくれる)

大林監督は、散歩が好きなのだそうですが、還暦をこえた今は、「人生の散歩でいうと、帰り道」にあたっていて、だからこそ若い人に伝えなければと思われているそうです。

私はこの本を読んで、大林監督に「あまえたい~」という気持ちになりましたが、そうでなくて、もうこのトシですから、いっしょになって、どうすればより良いものを伝えられるか、考えていかなければいけないんですね~~~。

それにしても、児童文学を語る宮崎駿監督といい、この大林監督といい、今なぜ映画監督さんがこのように滋味あふれる知恵を述べて行かれるのか・・・
(大林監督は、「情報」が多い世の中だけれど、ゆっくり時間をかけて語ることでしか「知恵」は伝えれらない、と述べておられます)
そういえば、河合隼雄先生も、児童文学に深く関わっておられたのですよね。

表題『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』について、「続きをよむ」に書いていますが、この本をご自身で読むことでそれを知りたい方は、ご注意してください。

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2008/04/17

『三谷幸喜のありふれた生活6.役者気取り』

今日は娘の成人式の後撮り写真を引き取りに・・・いやーこれで、プレッシャーのかかった成人式イベントは終了~~。
20才は一度だけ、いい記念になりました。

街に出たついでに、引越しが近いので、しばらく図書館から本を借りられないから、電車のおとも用に文庫か新書を何冊か買っておこうと本屋さんによると・・・
おおっ!
いつも楽しみに待っている三谷幸喜さんのエッセイ『ありふれた生活』の6が出てたじゃないのーー!!ソッコー購入、ソッコー読みました。
いやー、笑いました、吹き出しました。
奥さんへの愛情、ネコちゃんへの愛情、役者さんへの愛情。つぼです、どれもつぼです。
うち、朝日新聞じゃないんで、まったく初めて読むんですよ、だから心待ちにしているんです。

しかも巻末には、WOWWOWでちゃんと見ていた『コンフィダント・絆』の4人の役者さん、相島一之さん、寺脇康文さん、中井貴一さん、生瀬勝久さんの、けっこう長い三谷さんに関するインタビューが載っているんです、これも読みごたえあり~~~、おいしいですー。
それと、これを読むと、寺脇さんの『地球ゴージャス』ががぜん見たくなりました!
・・・って、今度いつあるの?coldsweats01
ダーリンとバレエと歌舞伎で、けっこうたいへんなんで、なかなかほかの舞台を見に行けないんですが・・・。
昨年、「ベルリン中村座」貯金のため、あまり舞台にお金を使っていなかったのですが、ベルリンには行けないコト判明したので、今ちょっとうるおっているんで。

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2008/04/07

『名探偵オルコット1 ルイザと女相続人の謎』を読む

『若草物語』の作者、ルイザ・メイ・オルコット。無名時代の若き日の彼女を探偵にするなんて、なんていいアイディアなんでしょう!
作家志望で、父の理想のもと、ボストンという堅苦しい社会の中で底辺の人々へのボランティア活動をし、男の子みたいに活発なルイザ。
観察力と洞察力にすぐれ、正義感の強い彼女なら、名探偵になっても不思議はないですよね!
この本は若いお友達から教えてもらったのです。
文庫本なので、電車のおともにとぼちぼち読むつもりが、後半とうとう、引越しの片付けを放り出していっきに読んでしまいました。

ボストンの上流階級から下層の人々まで、当時の風俗や風潮もからめ、文体もいかにも当時のもの、女性として不自由な身でありながら、若々しいルイザ、とても上手に描かれています。

この1860年代の時代、といえばイギリスではシャーロック・ホームズの時代でしょうか?
舞台はボストンですから、少々ビクトリア風の香りを残っています。
(続きはさらに、紹介ありですが、ストーリー紹介はありません)

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2008/04/02

勝間和代『自分をグーグル化する方法』一読の価値あり!

正式な題名は、『効率が10倍アップする 新・知的生産術 ―自分をグーグル化する方法―』(ダイヤモンド社・長いよ)です。

先日本を読む前に、偶然、テレビで著者勝間和代さんのインタビューを見たんです。
もちろん、それまで知らなかった方なんですが、お子さん三人いながら、外資系公認会計士を経て経済評論家として年収を10倍にし、ウォールストリートジャーナルの「世界で最も注目すべき女性50人」に選ばれた、と。
そして、どんな隙間時間もムダなく使い、移動はすべて体力づくりと時間節約のため、スポーツ自転車で!というスーパーウーマンぶりにただあぜん。
本も月に50冊15万円分買う、とか・・・。

そして『自分をグーグル化する方法』・・・けっ、人間はITじゃないわよー!
と思いつつ、気になって、書店で見るやいなや買ってしまいました・・・。

そして・・・勝間さん!とてもいい方でしたcoldsweats01

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2008/03/11

『十二国記』『しゃばけ』『ライラの冒険』が1冊に!沢木耕太郎さんもいるよー

若いお友達に教えてもらって、急ぎ購入したyomyom2008年3月号。
すごいです!
小野不由美さんの『十二国記』の新作短編!
畠中恵さんの『しゃばけ』の新作短編!
『ライラの冒険』の作者フィリップ・プルマンのインタビューでは、なぜ自分の作品のことを「リアリズム」と言っているか、疑問に思っていたことをちゃんと質問されていて、その回答がありましたー。

そのほかに、三浦しをんさんのインタビュー記事や、恩田陸さん、沢木耕太郎さんの短編などなど・・なんだかいろいろな方面から四方八方、という感じで、よくこれだけ集められたなーと。

『十二国記』シリーズは、本編はすごくおもしろくて、バンコクで割高を承知で(日本の本は日本のだいたい3倍の値段!)そろえました・・・が、なぜかその後、バンコクで売ってきました・・・そして、どんな内容かほとんど忘れていました(爆)!
が、この短編を読んで、そのオリエンタルファンタジーの漢字の美に再び酔いしれました。
また買って読み返そうっと。
この短編自体も、とてもいいお話でした。
それで、おもしろいと思ったのが、これと、ライラのプルマンが、偶然一緒にあるんですが、『十二国記』の「麒麟」と(漫才コンビの「麒麟」ではありません、ねんのため!・・・川島くんは好きですが)、『ライラ』のダイモンって、共通するものがありませんか・・・?

誰かじっくり読み返して、「東西のダイモン」考とか、評論書いてくださーい。(まるなげ)
新しいファンタジー論がそろそろ必要な今日このごろではないでしょうか。

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2007/12/30

解脱主婦に感謝!

いよいよ今年も今日を入れてあと2日ですね、奥さん!
そんな中ですが、以前読んでいた柴門ふみさんのエッセイ『四十雀の恋』で、おおっ!とひざを打った文があって、いつか記事にしようと思っていたこと。今日の日がぴったりか?と思って、書くことにしました。

私が柴門ふみさんのエッセイを好きなのは、スーパーマンガ家でありながら、子育てのときは超心配性、とかPTAやご近所の主婦づきあいをしてらっしゃる「一般感覚」があるからなんですが、そんな中、柴門さんが、主婦づきあいの中から見出したことを書かれているんです。

「時たま専業主婦の中にとてつもない賢者を見つけてびっくりすることがある」

今、子育てなどの主婦の生活で悩むことの答えは、専門分野のマスコミ文化人でなく、賢い主婦のなぐさめの中にある・・・と。

自分の子育てがまちがっていたかしら・・・「いいのよ、いいのよ、人それぞれで」。
とてつもなく「母性的で、けれど押し付けがましくなく、優しい」

それは、市井の「相田みつを」。柴門さんは、「解脱主婦」と名づけるのです。

欲も見栄も超越して、理性や努力ではどうしようもない、人生の理不尽を知っている人。
柴門さんもつらいことにブチ当たると、「解脱主婦」のところになぐさめてもらいにいくのだそうです。

そんな「解脱主婦」!

いるんです、私の身近にも。
それは、ご近所で共同購入している生協の班長さん。
この時代珍しい、たくさんのお子さんのお母さん(おうちは裕福)をりっぱに育て上げた班長さんは、たぶん班で最年少(爆)の私が
「うちのこ、ついに好ききらいが治らなかったです・・・子どものとき、もっとお菓子をがまんさせて、ごはんまでおなかをすかせようと思っても、そうしたらすぐ風邪をひいたりして・・・」
いいのよ、いいのよ。だいたい、そういうお子さんは、どうしたって、きらいなものは食べられないのだから、間食で栄養をとらせるしかないのよ。わかるわよ」
「今けっこう仕事をいただいているのですが、まあボランティアベースで、収入もあまり入らないのにあくせくして・・・」
いいのよ、いいのよ。社会的につながって、貢献してるってのがだいじなの。収入なんて、自分が食べて暮らしてけてるんだから、今は考えなくていいのよ」
今年1年、まいきょにいとまないほど、生協の品物をとりながら、「いいのよいいのよ」と言っていただきました。

・・・
「解脱主婦」・・・なんて偉大なんでしょう。自分のぐちはこぼさずに、いつも前を向いて、やるべきことをしっかりやる。
私はまだまだ「解脱」できません~。

そんな尊敬している班長さんのもと、明日は今年最後の配達で、お正月用品がやってくるのです。

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2007/12/17

熊井明子先生の新作『夢のかけら』

以前から少し親交をいただいているポプリスト、エッセイスト、シェークスピア研究家の熊井明子先生
今年は、ご主人の映画監督熊井啓氏の突然のご逝去にさぞお悲しみかと案じていましたが、ご主人との約束だった、短編小説刊行ということで、思いがけず、まるで新しい贈り物のように出版されたご本です。
『夢のかけら』。

熊井先生の作品は、ポプリだけでなく、本も好き、ネコも好き、『赤毛のアン』も好き、イギリスも好き、ということでその方面の著書もたくさんあり、殺伐とした世の中に、「こんな美しいもの、香気あふれる文でいいんだ」と気づかさせてくださったものです。
そして、これは長編創作『シェークスピアの妻』に続いて、短編創作としては初めての作品集です。
作品は、「老女となった、文豪の娘」「萩原守衛の彫刻を70年守ってきた女性」「ムッソリーニに心うばわれた女性詩人」など・・・。
いずれも、エッセイにない辛い部分もありながら、やっぱり熊井先生らしいさわやかさで終わっています。
『赤毛のアン』や、シェークスピアの妻アン、から続く、女性性の清らかな部分をそれとなくさししめしているせいかと。
冬の夜にぜひ。

このブログでの、熊井先生に関する記事。
『燈火節』復刊
熊井明子先生とポプリの会作品展

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2007/11/04

曽野綾子『私日記5 私の愛する妻』を読む

曽野綾子さんのこの「日記」シリーズは毎回楽しみに購入しています。
新しく5が出たので(2007年7月までのVOICE連載をまとめたものとか・・・早っ!)すが、最近町に出る用事が多いので、電車のおともにしてちょびちょび読んでいて、やっと読み終わりました。
くわしい内容はアマゾンのこちら。

前回4で、日本財団をおやめになるところまでだったので、けっこう激動の日記だったのですが、今回はどうかなと思ったら、やっぱり世界中をかけめぐってらっしゃって、うちの母と同い年とは思えませーん。
ご主人三浦朱門さん、もう80才でらっしゃるのですね。夫婦相和し、ご活躍いいですね。

曽野さんの文章は、関西ものの私からすると、ユーモアの質が「まさに関東!」という感じでかなり「異質」でおもしろいんですよね。ちょっと「きどりン」だけど、しっかり自分じまんされているところがかわいいです。
同じく並行して、寝る前のおともには、佐々淳行さんの『反省しろよ慎太郎だけどやっぱり慎太郎』を読んでいるのですが、曽野さんと同じ昭和ひとけたの方々のご自分じまん、ちょうどうちの両親の年代なんで、なんだかほほえましいです。
(佐々さんの本はオドラー=踊る大捜査線ファンにはのがせません。特に最近は「危機管理」ということで、モトヒロ監督の新ドラマ『SP』を楽しむ手引きにも)

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2007/10/11

『風に舞いあがるビニールシート』を読む

森絵都さんは、みなさんご存知のとおり、児童文学作家としてデビューされた方。
特に映画化された『カラフル』は話題になりましたね(中でも筧さんのフラメンコがあまりにもかっこいいとの声が高し・・・一部で)。
それがなんと、2006年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞受賞!
ところが最近、この「ビニールシート」というのは、難民キャンプのあの青いビニールシートのことで、国連難民高等弁務官の話だと知って、「へぇー!」と興味をひかれて、図書館にリクエストしていたのです。
そして・・・森絵都さん!
こんなに骨と肉のしっかりした大人の作品を書けるなんて!
しかもどれもすごーーーーくおもしろいし、あたたかい。

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2007/10/06

読書の秋は梅棹忠夫先生?

読売新聞の「時代の証言者」という声欄の横にある連載コーナーで、国立民族学博物館館長梅棹忠夫先生がご自分のこれまでについて語っておられるんですが、これがおもしろい!
梅棹先生といえば、タイ好きなら絶対必読中公文庫の『東南アジア紀行』。
なんと1957年と61年のことなんですが、そのころ東南アジアを旅するのは「探検」だったんだそうで!
しかも、梅棹先生にしてからが、タイにどんな大学があるかもご存知なかったという・・・。
そんな古い時代の旅行記なんですが、おもしろいんですよー。
タイ人気質、変わってない!ということがよくわかって、それでいて当時から実は知識人もいらしたという。
梅棹先生は京都大学人文科学研究所教授でもいらしたのですが、若い学生時代は太平洋戦争時代。
ところが、この「時代の証言」によると、戦争中も学生たちは「探検」を許可されていたし、その後内蒙古地区に研究所を作って、戦火の「台風の目」のようなところで、平和に研究をされていたというオドロキの事実!
もちろん、敗戦と同時にたいへんな「引き揚げ」が始まるんですが、そのとき、奥さんの着物は全部置いていかせて、荷物はほとんどがとりあげられないように「偽装」した資料だったとか。

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2007/03/31

『芋たこなんきん』ついに最終回

田辺聖子さんの人生がモデルだったので珍しくリアルタイムで見たNHK朝ドラ『芋たこなんきん』。
若い女優さんでなく藤山直美さんが主役という話題性もありましたね。
でもついに今日で終わってしまいました・・・最後は田辺さんご本人も登場で。
でもほんとにいいドラマでしたね。

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2007/01/30

『LOOK at STAR!』でいい男を見る!

日本に帰国して、ぼつぼつ舞台を観るようになり、いわゆる「舞台人」という、時にはテレビより舞台優先なため、シアターゴウアーにとっては超人気者でも、一般的にはさほど知られていないという方々がたくさんいらっしゃるのを知りました。
そんな舞台人100人を特集した、月間になって新創刊の雑誌『LOOK at STAR!』。
買いました。ダーリンは出ていないけれど、高橋一生くんがいるからさっ

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2006/11/30

『ヤンタンの時代』

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インターネットが普及する前は、若者の深夜のおともはラジオの深夜放送でした・・・
で、こんな本見つけました。
『ヤンタンの時代』(角川書店)。著者の渡邊一雄さんは、「ヤンタン」を企画後、20年にわたってプロデューサーとなっていた方だそうです。
きみはMBSヤングタウン、略してヤンタンを知っているかーー!
東日本人のオットは知りませんでした。(オットが聞いていたのはオールナイトニッポンだそう)
そしてこれが!私が高校生のとき投稿してつるこーちゃんからいただいたヤンタンシールです!
(ものもちがいい・・・)

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2006/10/30

田辺聖子さん私のおすすめ本

日頃は朝の連ドラを見る習慣のない方も、田辺聖子さんの自伝ということで、『芋たこなんきん』ごらんの方も多いと思います。
・・・しかし、あまり知らない方だと、「田辺聖子さんって関西のおもろいおばちゃん?」と思われるかも?
でも、田辺さんの真骨頂は「ロマンチック」「女性の心の代弁者」「ストーリーテラー」「美しいことばの使い手」なんですよ。1964年『鑑賞旅行(センチメンタルジャーニー)』で芥川賞を受賞されたのですが、そんな時代に、若い女性の気持ちをここまで書いてくれたのは、田辺さんが先駆者だと思います。
いわば、「日本になかったもの」を作り出した方なんです。
だから、山田詠美さんや林真理子さんから、現代の若手女流作家までみなさん敬愛されてるんですね。
私もたとえば、好きな人と待ち合わせたときの若いヒロインが、
「あまりにもうれしすぎて、むっとして無口で不機嫌になってしまう」
などと書いてあるところに、はっとして、「あ、ほんとにそう!」と、
いたるところに、「べたでない」「本当の恋する気持ち」が書かれているのにまいってしまいました。
ということで、私のおすすめ本~~~。

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2006/10/14

深大寺恋物語

用事で調布市に行ったついでに本屋さんをのぞいていると、『深大寺恋物語』の入選作品集が売られていました。
調布はうちからバスで近い大きい町の一つでぱるこもあるし、銀行そのほかの雑用でよく行く場所。町にはられたこの「公募」のポスターはずっと見ていたのですが・・・こちらに公式ブログまでできていました。
深大寺短編恋愛小説
これは、調布にある名刹「深大寺」を舞台にした短編小説を募集したもので、優秀賞はたしか10万円。
8月末くらいが締め切りでした・・・
そして、モンナシーヌな私はちょっとそそられてはいたのでした・・・

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2006/10/13

そんなわけで借りてきました買ってきました

ということで本を返すかたわら、新しく本を借りてきました!
三浦しをんさん、『しをんのしおり』『人生激情』が返ってきていたので、借りましたよー。
おまけに、『三四郎はそれから門を出た』と『夢のような幸福』は買っちゃいましたー。
『夢のような幸福』は娘が読んでもおもしろいだろうと、時間のあるときいつでも手にとれるように。
しかし、私も影響されやすい人よ。
だって、今日借りた本のラインアップったら、その三浦しをんさんのほかには・・・

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2006/10/12

三浦しをんさん超おもしろい!

「今」を描くおもしろい女性エッセイストはいないかしらという問いかけに、勧めていただいた三浦しをんさん
いきつけの図書館に1冊だけエッセイがあったので、借りてきました。
『夢のような幸福』(大和書房)
そして、今日用事があって電車に乗って読み始めたとたん・・・吹き出す、吹き出す!
いや~~~~~こんなおもしろいエッセイがあったなんてーー!!
「三浦しをん」というお名前から、もっと楚々としたクールビューティーしとやか文学かと誤解してました!
なんで、若いくせに、『ガラスの仮面』はもとより、青春大河マンガ『愛と誠』にこんなに通暁してるんじゃー!
そうです、たしかに誠くんは、美人スケバンに鉄棒につるされて、身体中のリンチのきずに荒塩をぬられましたわ~。
そんな「古典マンガ」だけでなく、うすた京介『ピューと吹く!ジャガー』もちゃんとチェックしているところがすばらしい!
(うちにも全巻あるんだなこれが。娘のしゅみで)

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2006/09/26

鴻上尚史『生きのびるために笑う』を読む

なるほど、鴻上尚史さんは、かつてなんと100万円!!のワープロと50万円!!のプリンターで仕事していたので、10年間一度もフリーズもクラッシュもしなかったのか!
やっぱり高いものは高いだけの価値あるわねえ~。
と、新しいDVDを1枚また1枚とDVDレコーダーにセットしながらため息をつくワタシでした。
そんな中ですが、活字中毒ですので本は読んでます(笑)・・・やっと手に入れた、筧利夫さまも花形役者だった「第三舞台」を主宰していた脚本・演出家、鴻上尚史さんの新刊エッセイです。
週刊SPA!に11年間連載されている「ドン・キホーテのピアス」シリーズの最新刊『生きのびるために笑う』。
上のお話も、その中にありました。
どうして、鴻上さんや三谷さん、クドカンさんなどの脚本家のエッセイは、同時代感をとらえて、おもしろいのか。

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2006/09/21

三谷幸喜さんのエッセイ!

今日はバスに乗って町の美容院まで行きました。
そこには、まあまあ大きい書店があるので、終わってからぶらりと入ると・・・
おおっっっ!!
待ちに待った三谷幸喜さんのエッセイ「ありふれた生活」シリーズの最新刊がっ!
その名も『有頂天時代』。ソッコーで購入、そのままドトールに入って、お昼ごはんのサンドイッチを食べながらいっき読み!(約30分、超速読)
いやー、小さいころ、ナルニアとか買ってもらって、家に帰るまで待てずに道を歩きながら読んでおこられた当時みたいですねー。

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2006/01/14

『世界の車窓から』

というミニ番組がありますよね。まるで自分がその土地の電車に乗っているような気分にさせてくれるので結構すきなのですが、なにしろ夜遅いミニ番組なのでことさらチャンネルを合わせるということはありませんでした。
ところが今日、本屋さんに立ち寄って初めて、この『世界の車窓から』のムック本が出ていることを知りました!
しかも名場面のDVD付きなんです。
既に2巻まで出ているようでしたが、まだ東南アジア・インド編はのっていないようです。
春に3巻が出る予定のようで、もしそこに出ていれば即買おうと思いました。
番組ではけっこうタイやインドの路線の巻を偶然見たのですが、わざわざ録画もしていなかったので。
そういえば、『のだめカンタービレ』14巻も出ていました。これはすぐ買いました。
ずっと『河原官九郎』という文庫をさがしているのですが、ないんですよー。
文庫本1冊をアマゾンにたのむのもなぁー・・・

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2005/06/08

『燈火節』復刊

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「はじめに生まれたのは歓びの霊である、この新しい年をよろこべ!・・・1月 霊はまだ目がさめぬ 2月 虹を織る 3月 雨のなかに微笑する 4月 白と緑の衣を着る 5月 世界の青春 6月 荘厳・・・」

5月22日付け読売新聞の梨木香歩さんの書かれた「愛書日記」を読んで、声をあげそうになりました。
片山廣子さんの『燈火節』が復刊されたとあったのです。
しかも、梨木さんがこの本について知ったのは、熊井明子さんのエッセイから。そして、熊井先生とこの本についてお手紙のやりとりをされたとか。
実は私も愛読者として、もう20年以上熊井明子さんと年に1回のペースでお便りのやりとりをさせていただいているのです!

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