『五線譜のラブレター』に見る奇跡の愛
荷物の箱もあけなければならないんですが、DVDレコーダーのHDD残量もあけなければならない今日このごろです。
今晩初めて、デジタルチューナーのWOWWOWとBSの予約録画をしてみました・・・でもDVDレコーダーの「録画する」を出すと、Gコード予約した分しか記載されていないんですが・・・超不安!![]()
WOWWOWは、ロビン・ウィリアムズさまご出演の『ナイト・ミュージアム』。ま、失敗してもまたリピート放送あるでしょう・・・BSは、筧利夫さまご出演の『名曲探偵アマデウス』。ま、失敗しても・・・(他力本願~~~)。
というわけで、お昼ごはんを食べながら細切れに見た映画が、コール・ポーターの生涯をちょっとかわったふうに描いた映画『五線譜のラブレター』。
実は、出演陣に、ミュージカル『ミス・サイゴン』で筧さまとおんなじエンジニアという役を演じられた(しゃれ?)ジョナサン・プライスという人が出ているというので、だーいぶ前に録画していたんです。
今年は7月から日本で『ミス・サイゴン』が上演され、筧さまもエンジニア、バンコクISB出身の新妻聖子ちゃんがキム、ということですので、ま、自分的に前夜祭として・・・。
いやー、コール・ポーターってくわしくなかったのですが、この映画で見た不思議な夫婦愛が印象深く、ついついブログ記事を書いております。
以下、ストーリー紹介とそれに伴うネタバレなどありです。
ジョナサン・プライスはコール・ポーター役でなく、老いたコール・ポーターのかたわらにつきそう、不思議な役でした。
どうやら、死期迫り「こちらの世界とあちらの世界のはざま」にいるらしきコール。
人はなくなるとき、自分の生涯をパノラマ式に見るといいますが、コールの場合は、それが自分の作った曲に彩られたミュージカル仕立てになっているのでした。
その演出をするのが、「冥土の旅の渡し守」らしきジョナサン・プライスだったのです。
コール・ポーターはケビン・クライン。
その妻リンダがアシュレー・ジャッド。
公式ページはこちらですが、たくさんの有名現役シンガーがコールの歌を歌っています。
(びっくりしたのは、アラニス・モリセット。まったくの当時の時代風のベルベットボイスで歌って踊ってるので)
しかし、「不思議な夫婦愛」というのが、妻リンダ(バツイチでパリ社交界の華)は、コールが男性への愛という嗜好のほうが強い、ということも知った上で、結婚すること。
そうはいってもコールも、リンダには特別な親密さを感じ、彼女の美しさにも感じ入り、それで愛の名曲をたくさん生み出した、と描かれています。
コールとリンダは「表向きの夫婦」。そして、裏では、コールは男性の恋人と過ごす。リンダはそれを認めつつ、コールの才能を伸ばすために、惜しみなく支え続けるのです。
といっても、日本風の「縁の下の力持ち~あんさんにはわてがいなければ~耐えて耐えて」みたいなじめっとした感じでなく、あくまで自立して美しくです。
そしてリンダはそうするのは、コールを愛しているから、というのです。
本当の夫婦としての生活がなく、しかし愛の歌をささげられる心境はどうだろう・・・?
まったく不思議です。
でもでも、もし本当に誰かを愛したなら、それもできるかも~~~。
で、一番すごいと思ったのが、そんな二人は、映画を見ながら
「いつ別れるか~」
とハラハラしていたのに、別れなかったのです!
リンダの死に至るまで、二人は!
よかったよ~~~~別れなくて!!!!![]()
それが、とっても「不思議な愛」だし、「奇跡の愛」といってもいいと思ったのでした。
で、本当はどうだったか、コール・ポーターのねちこい伝記とかあれば、ぜひ読んでみたい!
映画で好きなシーンは、舞台上でさすがに私も知ってた名曲「ナイト・アンド・デイ」を、「こんなむずかしい曲歌えない!」という役者さんのところまであがっていって、ユーモアとともに、なだめ、そして歌えるように指導してあげるところ。
「コールは誰からも愛されるから」と映画の中のセリフにありましたが、その理由がわかるいいエピソードでした。
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