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2008/02/19

『青いチューリップ、永遠に』待望の続編!

おおー、図書館に行ったら、いつのまにか新藤悦子さんの『青いチューリップ』の続編が出ていました!
『青いチューリップ、永遠に』
前作もむちゃくちゃおもしろかったんですよ!日本児童文学者協会新人賞の作品なんですが、それまでは、中近東でじゅうたんの製作などを学ぶことを中心に、ノンフィクションを書いてられた方なんです。

そのときの中近東の文化について得た経験と知識を惜しげもなくもりこんで、しかもそれで、児童文学としておもしろい作品を作れるなんて!いつのまにそんな才能がかもされていたのでしょう~~~!
私がもし「児童文学国際理解大賞」を作るなら、まちがいなく大賞の1作にしたいです!

そして・・・続編は前編と同じくらいおもしろいというのもすごい!

オスマントルコ時代、青いチューリップの球根をめぐり、さまざまな陰謀や罠がある中を、少年ネフィと、絵師になりたい少女ラーレが、せいいっぱいとびまわります。

今回は、イスラム教以外の世界を知り、「印刷」というものの存在を知るネフィ。
そして、ペルシアに旅立って行方知れずのラーレの父親がかくした、不思議な薬草を知り、それをつきとめようと冒険が始まります。

「ラーレ」っていうのはしかも、「チューリップ」っていう意味なんですって!
全編そんな感じで、冒険もあるけれど、ロマンチックな香気もたくさんあるんです!

一方、イスラム教の世界では、女性が絵師になるのは考えられない世界。
万一絵師になっても、紋様中心で、人物など自由に描くことはできないのですが、ラーレには、内から望まれる自由な絵に対する望みがあります。
しかも、メフメットという超イケメンで性格もいい求婚者が現れます。
(私はメフメットのファンだーー!)
ラーレの望みは、イスラム社会ではむずかしいのでは、と読んでいたのですが、そこに新しい道を見せるのが新藤さんのすごさ!

しかも・・・まだ続くみたいなんです、うれしいー!
これこそ、どんどん読んでいきたいお話なんです。
いやほんと、だまされた?と思って、みなさんもぜひ!

前回私が書いた関連記事はこちら。トルコ・トルコ

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» 書評UP! 新藤悦子さんの新作『青いチューリップ 永遠に』(講談社) [ほのぼの文庫]
 「ラーレ、ラーレ、青いラーレ 大地が血で染まろうと、天空に咲くは青いラーレ」と [続きを読む]

受信: 2008/03/13 16:29

コメント

 チョムプーさん、トラックバックをいただき、ありがとうございます。とてもうれしかったです。「青いチューリップ 永遠に」は、「青いチューリップ」の続編ですが、私もとても感動しました。さらに続編が続き、「青いチューリップ」シリーズが出来るといいなぁと思っています。(読者カードで続編のリクエストしましょう。)

ラーレの望みは、イスラム社会ではむずかしいのでは、と読んでいたのですが、そこに新しい道を見せるのが新藤さんのすごさ!
 チョムプーさんに深く共感します。

 児童文学作者として、どんどん力を発揮してゆかれるので、ファンの一人として、とてもうれしいです。

 新藤悦子さんの作品に関しては思いが深く、なかなかレビューがアップできないでいます。これを機会に、「ほのぼの文庫」にもアップしようと思いました。

投稿 まざあぐうす | 2008/02/20 17:20

まざあぐうすさま

読者カード!
そういう方法があったのですね。
この作品は、字も小さくなくて、難しいところもなく、ほんとうに健全な児童文学という感じなのに、私たちがあまり知らない中近東の魅力について、国境をこえた広がりとゆたかな文化を教えてくれていますよね。
ウズベキスタン、クルディスタン、ペルシャ・・・。
そして、ユダヤ人やヨーロッパ・・・。

扮装地帯としかとらえられることのない中近東を、愛情を持って描ける日本女性の登場に、とても感動しています。

もっともっと話題になって、注目されていい作品だと思います!


投稿 管理人チョムプー | 2008/02/20 20:34

 チョムプーさん、こんにちは。
 ようやく『青いチューリップ、永遠に』のレビューをアップしました。思い入れが深いとなかなか思ったように書けません。

 本当に続編が読みたいです。
 読者カードもこれから書きます。「ほのぼの文庫」にも続編を!という感想が届いていました。

投稿 まざあぐうす | 2008/03/13 16:28

まざあぐうすさま

雑な私の感想とちがって、ほんとうにていねいな書評ですね。
たしかに、思いがあふれると、感想って書きにくいんです。
ファンタジーと同じくらい、人気が出て売れるべき本と思っています。

投稿 管理人チョムプー | 2008/03/13 21:50

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