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2007/05/10

スカパー『七人のマッハ!!!!!!!』の見所はここ!

今月は、スカパームービープラスでタイ映画『七人のマッハ!!!!!!!!』を、9日、14日、17日、29日に放送しています。公開時見逃したので観ました!
で、このタイトル。香港カンフーコメディみたいなおとぼけた映画かと思ったのですが、全然、シリアスで、7人の実際のタイスポーツ界でオリンピックレベルで活躍する選手たち(体操、器械体操、ラグビー、サッカー、セパタクロー、テコンドー、ムエタイ)がアクション俳優になっているという、そこがタイったらまたムチャするわーーという映画です。しかし、アクションに興味がなくても、タイが好きでなくても、ここはぜひ見てほしい!という場所がありました。ソムオー(タイのでかいざぼん)好きの方もお見逃しなく。
続きはストーリー展開にややふれています。(ネタバレありです)

7人のタイのオリンピック代表レベルの運動選手たちが、貧しい山の村にチャリティのために向かいます。

ここで、美技を披露する前に、村の人々にいろいろと配り物をします。
村では粗末な小学校ですが、その校庭におそなえものをし、お坊さんも来てお祈りをします。
そして選手たちは寄付の品々を配るのですが、その配り方を見て欲しいのです!
上からの目線でなく、お年寄りには尊敬をもって。
子供たちには、やさしく。
村の大人たちには敬意をはらって。

これはいいですねー。上から下へのほどこしではないのです!

ところが!

いきなりその村人たちが軍服の集団に、機関銃で連射され、大虐殺が起こります!
村を制圧したのは、その前に逮捕された麻薬王ヤン将軍(坂本龍一似)の部下たち。バンコクの首相に向けて映像を送って、明朝8時に将軍を連れてこないと、村人は全員殺害し、バンコクに核ミサイルをうちこむとおどします。

村人はなすすべもなくふるえ、待つ間にも、どんどんとなぶり殺しにされていきます。

ここまでの1時間の描写はひどいです。これでは、村の小学生たちはPTSDまちがいなしです~~~。

実はスポーツ選手の中にまじって、テコンドー選手の兄として、警察官のデューという若者もいました。
彼こそが、ヤン将軍に手錠をかけた警官だったのです。
しかし、そこには、同僚の先輩警官の殉職という犠牲があったのでした。
デューは、仲間たちに、このままでいいのか、と呼びかけますが、みな銃を持った軍団に囲まれていては、うつむくばかり・・・。

しかし!後半1時間は華麗なる反撃開始!

ここで見所その2!

朝8時、パーン将軍をのせたヘリが近づきます。
しかし、8時というと、タイではなんでしょう?
そう、タイ国歌が全国に流れる時間ですね!
そこで、デューが、ラジオに合わせて、必死に国歌を歌いだすのです。
いつしか、一人また一人とそれに加わります。
デューに反感をもっていた、村のもてあましものの若者タブくん(豊原功補似)も・・・。
ここが、感動シーンですよー!!

みんな、器械体操だの、床運動だの、テコンドーにサッカーだのの技を駆使して、がんがんと戦っていきます!
村の、片足の無い障害者の男性や、ムエタイ小学生チャンピオンの女の子まで美技を見せます!

ここでまた見所その3!

肉弾相打ち、死人続出の中で、師であるお坊様も殺された少年僧が、戦いの中ですわって、静かに経文を唱えるシーンです。

かくして、みんな、「おまえそりゃしんでるだろー!」のお約束のムチャをしつつも、村人側の勝利に・・・

とはいっても、ちょっとアクション映画にしては、だいじな人が死にすぎて・・・
これは、トニー・ジャーの『マッハ!!!!!!!!』と同じプロダクションが作った、ということでこの邦題も別にぱくりでいいのですが、トニー・ジャーの映画のほうは、コメディアンのマムさんの演技があったり、罪もない人はそんなに死ななかったりで、まぁ笑って見られるアクション映画だったのですが、それがないんですね。
でも、上の見所と、役者さんたちの美技にのみ、注目してくださいねー。ほんとは、演技だから、死んでない、と思いながら。

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コメント

この映画、見に行きましたよ~。「マッハ!」みたいな感じかな、と思ってたんですが、内容がかなり重いなぁ、という感想でした。私は「見どころその3」の少年僧のシーンがかなり印象に残ってます。あと、「見どころその1」で少年僧が選手の1人にお守りをあげるシーンも印象的でした。
この映画の中で唯一知っている人が村のもてあましものの若者役をやっていた人です。この映画が公開される1年くらい前に日本に来て試合をしたことがあり、格闘技雑誌に選手の紹介と映画の紹介記事が載ってました。

投稿: ひら | 2007/05/10 23:40

ひらさん

ええー、タブくんですよね?
日本で試合!格闘技雑誌!
プロの格闘家だったのですね~!貴重情報ありがとうございます!
今、白田麻子さんのブログをさかのぼって、レビュー見てきたら、当時タイでは、本物のオリンピック選手の役者としての美技の数々に、超もりあがっていたらしいですねー。
その現場で見たかったなー。
エンディングでの、「よく死人が出なかったなーー」というメイキング映像もすごいですよねえー。
低予算でしょうし、ほんとムチャです。
トニーくんの映画、またこないかなぁー。

投稿: 管理人チョムプー | 2007/05/11 11:24

タブ君を演じた、ソムラックの隠れファンなんです、私。
内容はともかく、出演陣はかなりのもののようですね。私のblogでも記事を書きました。こちらの記事も紹介させていただきました。

投稿: meew | 2007/05/13 13:52

meewさん

記事読みました!紹介ありがとうございます。
たしかに、内容はあまり賛成できないのですが、細部にタイ式みどころがたくさんありますよね。
ソムラックくん、主役よりめだってたくらいですよね。

投稿: 管理人チョムプー | 2007/05/14 21:42

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